
平成21年度中国海苔の概況 (2010.7.21更新)
◎気象海況悪く、早めの生産打ち切り
気温の上昇が進み、最高海水温度が14℃以上にまで達した。
また、日照が長いため、原藻の老化を早めた。
中国・江蘇省紫採協会主催の入札会は2009年1月10日から5月12日まで、6地区入札会場で6回に亘って行われた。当初予定していた5月開催の第6回入札会は、質の低下が大きくなり、「江蘇省のり」の評価を落とさないために生産を終わるように指導して中止することになった。このため、北部海域及び南部海域の内沙漁場は4月20日前後に網を撤収し終漁した。入札管理委員会が検討の結果、第6回入札会は、第5回入札会に間に合わなかった産地の如東、海安の2地区に限って行うことにした。
同時に、一次加工企業に対し、老化した質の悪い原藻での加工をしないよう提言した。
この結果、今漁期の同協会主催の海苔入札の出品枚数は次の通りになった。
◇第1回=出品枚数・1億8,025万枚。成約枚数・1億4,319万枚。高値・37.50元。
安値・5.00元。平均値・27.40元。
◇第2回=出品枚数・4億9,317万枚。成約枚数・4億3,816万枚。高値・38.50元。
安値・7.00元。平均値・26.14元。
◇第3回=出品枚数・7億8,084万枚。成約枚数・6億9,948万枚。高値・33.00元。
安値・10.00元。平均値・23.98元。
◇第4回=出品枚数・8億6,482万枚。成約枚数・7億7,747万枚。高値・29.00元。
安値・7.00元。平均値・20.56元。
◇第5回=出品枚数・10億6,152万枚。成約枚数・9億3,536万枚。高値・23.90元。
安値・5.00元。平均値・17.00元。
◇第6回=出品枚数・7,293万枚。成約枚数・5,499万枚。高値・18.60元。
安値・3.00元。平均値・13.51元。
◇合 計=出品枚数・34億5,353万枚。成約枚数・30億4,865万枚。高値・38.50元。
安値・3.00元。平均値・21.39元。
入札会の出品総枚数は、34億5,353万枚(前年同期・23億8,606万枚)で成約総枚数が30億4,865万枚(同・18億0,262万枚)と約88.28%(75.54%)であった。販売総金額は6億4,776万元(5億3,406万元)である。前年度に比べて、出品枚数は44.7%増、落札金額は21.3%増となった。中国の今漁期生産枚数は、入札会に出品されなかったものもかなり多いといわれるが、35億枚以上になっているようだ。
◎中国海苔生産枚数の推移 (単位:万枚)
2010.7.21更新
|
年 度
|
枚 数
|
年 度
|
枚 数
|
|
1991〜1992
|
3億2,000
|
2000〜2001
|
9億5,181
|
|
1992〜1993
|
5億5,000
|
2001〜2002
|
15億7,216
|
|
1993〜1994
|
3億0,000
|
2002〜2003
|
21億1,843
|
|
1994〜1995
|
4億4,000
|
2003〜2004
|
18億0,000
|
|
1995〜1996
|
3億8,000
|
2004〜2005
|
7億1,269
|
|
1997〜1998
|
4億6,228
|
2005〜2006
|
16億3,939
|
|
1998〜1999
|
10億4,201
|
2006〜2007
|
27億9,372
|
|
1999〜2000
|
10億6,887
|
2007〜2008
|
34億5,353
|
(備考)
2004〜2005年度以降の枚数は、「江蘇省紫菜協会」の年度入札会の出品総枚数を掲載することにしました。江蘇省は国内産地の約90%以上を占め、入札会出品枚数は江蘇省の生産数量の約90%に達しています。
-----------------------------------------------------------------------------
|