業界の情報過去の履歴
2011.10.06掲載

◎東京の老舗3社が「出張販売」

東京・日本橋に本店を持つ老舗の海苔卸・小売店の「日本橋海苔店」(本社葛{永産業)、佃煮の「日本橋 貝新」、かつお節の「にんべん」3社が、東京都内各地の出向き直接販売する「出張販売」を行って、地道な需要開発と消費促進に取組んでいる。
始めてすでに3年を過ぎているが、「出張販売」の場所がなかなかユニークである。北赤羽駅前商店会との共催は一般的だが、紙業会社、中目黒駅南側和菓子屋さん隣、呉服屋さん、恵比寿神社隣など、神出鬼没である。
地域にチラシを入れて「出張販売」するが、老舗の若旦那も粋なことをするもんだ。3社の若旦那は室町生まれの同級生だそうだ。「日本橋海苔店」を経営する葛{永産業の若旦那は3代目。「・・・唐様で書く3代目」というのは昔の話し、初代の頑張りに負けない努力家である。
東京近郊お住まいの消費者の方々で、老舗の若旦那3人組の頑張りを見ようとお思いの方で、「うちの地区でも出張販売してもらえないか」というご希望の方は、03−5623−1271番の「日本橋室町若旦那会」に相談なさっては如何でしょう。これはこちらの勝手な書き込みで、出来るかどうか分かりません。
ちなみに、「日本橋海苔店」では震災間もない頃から震災地支援のために宮城県産海苔を販売して、売上金の全額を「JF全漁連がんばれ漁業募金」に寄付。
震災募金販売の表示板
老舗3社若旦那会の出張販売のチラシ

2011.09.23掲載

◎三重松阪漁協・「海苔オーナー制」、 今年も実施

三重県松坂漁協(大橋純郎組合長)は、昨年度漁期から始めた「黒海苔オーナー制度」
今年度漁期も実施します。
これは、1口8,000円(一人最大3口まで)で海苔のオーナーになってもらい、松阪産黒海苔の普及拡大を図ろうというもの。昨漁期が大変好評だったこともあり、今漁期は100口まで口数を増やし、昨年は松阪市在住者限定だった参加者要件を三重県内全域から募ることにしました。残念ながらすでに募集は終了し、完売となる人気ぶり。
オーナー特典として採れたて黒海苔(1口・200枚)が正月までに届けられる他、漁期終了時には総生産枚数に応じて「焼海苔」や「味付海苔」に加工したものが送られます。また、漁期中は、漁場、海苔加工センターの見学や華寿司(飾り寿司)の料理教室への参加資格が与えられるなど楽しく且つオイシイ(美味しい)企画になっています。

黒海苔オーナー制度については、オフィシャルブログ「のりのおっさん」
http://jfmatsusaka-kuronori-owner.blog.ocn.ne.jp/)を立ち上げているので、 これから始まる
今漁期の模様を是非覗いて見て下さい。


2011.08.26掲載

◎熊本・河内塩屋の後継者、地元祭で海苔PR販売

熊本県河内漁協塩屋地区の若手海苔生産者で作る"塩屋海苔のおいしさ伝え隊"(猿渡和也隊長)は
7月18日、地元の祭り
「塩屋恵比寿大祭」で初摘み海苔のPR販売を行いました。
同隊は、「自分たちが作った海苔の美味しさを皆に知って貰いたい」との思いから6月末、20〜40才台の後継者中心に16名で結成されました。
今回、結成後初のPR販売で、当日は台風接近によるあいにくの天候でしたが、
商品名を「塩屋恵比寿焼き海苔」と名付け、試食させながら販売していました。

初めてのPR販売に隊員の一人は
「大変は大変だが、楽しい」 と、やりがいを感じた様子。生き生きとした目で語っていました。
同隊では今後も塩屋の海苔PRのためイベント等を通じて販売することにしています。

2011.08.08掲載
◎佐賀漁協青年部、福岡デパートで海苔PR販売

生産者団体の若手で組織された佐賀県有明海漁協青年部(小宮理宏部長)は7月13〜18日の6日間、福岡市天神にある岩田屋本店本館7階大催事場で開催の「夏の九州 味の逸品」に
参加し、佐賀海苔の試食PR販売
を行いました。
これは、研修会の一環として佐賀海苔PRのため生産者自らが"試食販売体験"をしてみようと企画されました。青年部員や同漁協担当職員が日替わりで交代しながら、関連海苔商社である潟Tン海苔の
商品を使って来店客に試食させました。

普段販売することの無い若い漁家が「美味しい佐賀海苔を食べてみませんか?」と声をかけていましたが、慣れないせいか素通りする人もあり、販売の難しさを実感していました。一方、立ち止まって食べてもらうと「美味しい」といって購入してもらえるなど、試食してもらいながら海苔の美味しさを伝えることの効果を感じる場面も数多く見られました。
隣のブースでは、福岡県志免町にある創作寿司販売店「竜宮城」が出展し、今回コラボ商品として
佐賀海苔とアサリの佃煮を使った巻き寿司「有明巻」を新たに作り、お互い協力しながら販売していました。色々な活動や協力を通じて美味しい海苔の存在が消費者に伝わってほしいものです。

2011.07.25掲載
◎柳川ブランド、海苔認定品は2業者2商品に

福岡県柳川市の柳川ブランド推進協議会(会長・刈茅初支柳川市副市長)は6月14日、「第1回柳川ブランド認定式」を同市本町にある柳川商工会館で開催しました。
平成21年度から実施している同協議会による柳川ブランド事業は、これまで観光客や市内外の人に魅力ある柳川の特産品や地場産業、風景に触れてもらおうと体験型イベントや特産品を使った商品開発作り等を企画してきました。
このたび同協議会では、柳川のお土産品として公募した市民お薦めの69商品の中から審査を経て、
柳川を代表する「お土産」となる10業者13商品を「柳川ブランド品」として認定しました。そのうち海苔については、地元海苔加工販売業者である
潟}ルホの「マルホの有明育ち塩のり」と福岡県有明海海苔共販漁連の「福岡のり」の2商品が選ばれました。
潟}ルホの「マルホの有明育ち塩のり」
福岡県有明海海苔共販漁連の「福岡のり」

当地を訪れた際には是非、購入して下さい。
自分で食べるもよし、贈り物としてもきっと満足頂けます。

2011.07.07掲載
◎6月4〜5日・熊本、東日本震災チャリティーで海苔PR

6月4〜5日の2日間、熊本県益城町「グランメッセ熊本」で行われた「東日本大震災復興支援チャリティーバザール」に海苔業界からは若手海苔生産者で組織された熊本県海苔養殖連絡協議会(竹本和垂会長)と地元海苔商社の通宝海苔梶i本社・熊本市、塚田一成社長)が参加しました。

当日、会場では県産品のチャリティー販売の他、被災地である東北、関東地方から地元産品の出展、熊本ゆかりの著名人が出品したチャリティーオークション等が行われ、多くの来場者で賑わっていました。
当日は、熊本県産の焼海苔、味付海苔、バラ干し海苔などの製品を来場客に試食させながら販売していましたが、特に
バラ干し海苔のスープなどは地元でさえ食べたことの無い人が多く、接客していた担当者に食べ方などの話を熱心に聞きながら購入していく姿が見られました。


また、販売していた海苔生産者からは
「消費者と会話しながら販売することは普段することが無く、味や食べ方、消費者の意見等が聞けて為になる」と気付かされることも多いようで、このような活動をもとに今後の生産に役立ててもらいたいものです。

2011.06.13掲載
◎ドゥルー碑建つ熊本・住吉中、海苔教室を開催

宮崎県を除く九州の海苔生産県で組織された九州地区漁連乾海苔共販協議会(松本忠明会長)は5月26日、熊本県宇土市の住吉中学校(太田耕幸校長・生徒数151名)調理室で3年生47名を対象に海苔教室を開催しました。
同校のある住吉地区の住吉神社一角には、海苔の生活史を明らかにし、日本の海苔養殖に
“人工採苗”という革命的進歩をもたらしたドゥルー女史の功績を讃える顕彰碑が建っています。そのような海苔養殖の歴史において重要な地である同地区の学生に対し地場産業教育や食育、海苔普及促進の一環として海苔の知識やドゥルー女史についての話、絵巻すし教室を熊本県の学校で初めて実施しました。
まず始めに、ドゥルー顕彰碑建立までの経緯について、当時のことを良く知る海苔漁家の石本良隆さんが生徒に当時の苦労話や感想を詳しく語りました。続いて、地元の生産者団体である熊本県漁連担当者が九州有明海、熊本、そして地元住吉漁協の生産状況や海苔が出来るまで、その美味しさ等について解説しました。

 

さらに、楽しみながら海苔の美味しさや効能について学んでもらおうと、生徒は絵巻すし作りに挑戦しました。男子生徒も自分の作った絵巻すしの出来栄えに、よほど嬉しかったのか「予想以上にクオリティ−が高かった」と自画自賛していました。また、生徒からは「海苔とチーズの相性が良い」と楽しさだけでなく、その美味しさを実感する感想が数多く聞かれました。  
実習前、司会者が生徒に教えた
海苔の英訳“laver”という言葉。実習最後に司会者がもう一度、「海苔を英語に訳すと?」と質問すると、生徒から一斉に「laver!」と大きな声で答えが返っていました。生徒だけでなく、教師、海苔生産団体、地元マスコミ各社など参加した人にとっては、地元の重要産業である海苔について心に残る授業となりました。

 
 
2011.06.07掲載
◎博多阪急オープン、福岡、佐賀が海苔PRイベント開催

 3月12日の九州新幹線開通に合わせ、3月3日にオープンした新博多駅ビル「博多シティー」内にある「博多阪急」で九州の2大生産者団体である福岡県有明海海苔共販漁連と佐賀県有明海漁協は、

楽しみながら作ることの出来る「絵巻すし教室」を中心にそれぞれ独自の方法でPR活動を実施しました。これは、博多阪急地下1階食品売場に設けられた食に関するイベント調理室「阪急うまか研究所」で、「九州再発見の旅」と題したオープン記念イベントの一環として行われたもの。
 福岡は3月8日午後3時から、一般消費者24名を招き、福岡のりの他、あまおう(県産イチゴ)、元気つくし(県産米)、てん茶(県産八女茶)と地元特産品だけを使用した
「あまおう元気ちゃ福岡のりロール」
という絵巻すしの実習を行いました。参加者は叶H品産業情報センター専属管理栄養士・清武泰子さんの指導でチューリップ風の絵巻すしを作りましたが、それぞれ出来栄えに歓声を上げていました。出来上がったものは、焼海苔と特製ダシで作った「私だけの手間いらず海苔ドリンク」と一緒に試食しながら、清武さんによる食育の話や福岡県水試の担当者・白石日出人氏による「福岡のりが美味しいわけ」などの話を熱心に聞いていました。

 
 一方、佐賀は4月2日午後2時から、親子16名を対象に「ニューファミリーの花」の絵巻すし作りに挑戦しました。参加者の作った出来上がりを見ると、大人から子供まで皆、きれいな花柄を浮かび上がらせており、親子で感想を述べ合うなど楽しんでいる様子が伺えました。

また、同漁協販売課の吉開智能氏が、参加者に佐賀海苔の美味しさを分かってもらおうと佐賀海苔について紹介したDVDや海苔の原藻を実際に見てもらった他、佐賀海苔の中でも摘採回数の違う海苔や他産地の海苔との食べ比べをしてもらいました。 今回、両団体がそれぞれ独自の切り口、発想でイベントを実施出来たことは、消費者に対し自分達の海苔の“特長”や“違い”を明確に発信する良い機会となりました。
 
2010.09.03掲載
◎佐賀漁協がスーパーで「佐賀海苔」PR

海苔生産者団体である佐賀県有明海漁協(川ア 守代表理事組合長)は8月21日、佐賀市内のスーパーマーケット「ゆめタウン佐賀」店内1階ウエストコートで午前10時〜午後4時まで『今日は佐賀の“のり”と“お米”の日』という佐賀海苔のPRイベントを開催しました。

 1日だけのイベントでしたが、海苔巻き玩具「のりまきまっきー」を使った手軽な細巻き作り(50名)、絵巻すし実習教室(20名)、アンケート記入者を対象にしたおにぎり配布(約450名)の他、女性部制作の絵巻すし(アンパンマン、あじさい、さくらんぼ)などの展示、潟Tン海苔の海苔商品試食販売、「海苔が出来るまで」の写真パネル展示、ビデオ映像の映写など盛りだくさんな内容のイベントになりました。


 
当日は漁協職員、各支所女性部、青年部など約50名が来場者に応対するなど、佐賀漁協全体で「佐賀海苔」の消費促進を盛り上げようと活発に動いていました。来場者は「佐賀海苔は本当においしかネー」と味わいながら楽しんでいました。


 佐賀県有明海漁協では、漁期終了後は各支部青年部が地元小学校に出向き「海苔教室」を毎月1〜2校で実施し、女性部も食育の一環として地元小・中学校で「絵巻すし教室」を開くなど熱心な地元での海苔消費活性化活動を行っています。全国の海苔産地の中でも最も活発な海苔需要活性化に努力している地域でもあります。
2010.07.21掲載
◎雑誌「海洋と生物」で"ノリの病気"特集

叶カ物研究社(本社・東京都港区高輪)が隔月刊で発行している「海洋と生物」第185号(2009年
12月号)に、特集として「ノリの病気」について新しい技術を使った研究や新知見をまとめたものが
掲載されている。
壺状菌やアカグサレ病、スミノリ症等の研究課題について佐賀、愛知、宮城の水産試験場研究者等が
9題ほど研究成果を寄稿している。また、第181号(2009年4月号・在庫僅少)では、特集「海の貧栄養化とノリ養殖」と題し、主要なノリ漁場の栄養塩環境等について掲載している。
価格は1冊・1,680円(送料160円は別途)。
詳しくは、叶カ物研究社(電話・03−3445−6587番)若しくはHP(http://aquabiology.m78.com/index.html)まで。

2010.06.21掲載

◎佐賀、"のりまきまっきー"で食育フェスタ大好評
 
 海苔生産者団体の佐賀県有明海漁協は6月12〜13日の2日間、内閣府と佐賀県主催の「―第5回食育推進全国大会―さが食育フェスタ2010」に参加し、佐賀海苔のPRを行いました。
佐賀市文化会館で行われた九州初開催となる同大会は、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施するため、食育月間(6月)に全国規模で行う中心イベントとなっている。当日は、食育関連事業に従事する担当者だけでなく県内外から多くの参加があり、2日間で当初予想3万人を大きく上回る4万3,000人が来場しました。同漁協は地元産物の代表格として、手巻き寿司体験やおむすび配布、絵巻すし教室など従来から好評を博しているPRイベントに加え、玩具メーカー潟oンダイに協力してもらい、同社が発売している海苔巻き玩具
のりまきまっきー」や「ふとまきまっきー」を使った巻き寿司の作り方教室も行いました。


楽しみながら手軽に細まきや太巻きが作れるとあって参加した子供だけでなく大人までが感歎の声を
あげ、同漁協ブース前では多くの来場客が魅入っていました。
 「のりまきまっきー」が発売されて3年近くになりますが、今回のような異業種企業の関連商品とのコラボレーションによる海苔PRイベントを行った話は聞いたことがなく、同漁協の取り組みは、あらゆる面から海苔消費拡大の可能性を探る新たなチャレンジであり、どのような効果が出てくるのか今後が楽しみなイベントになりました。
2010.06.11掲載

◎佐賀大詫間青年部、交通安全キャンペーン で海苔配布

海苔生産者団体の佐賀県有明海漁協・大詫間支所青年部(中島健一郎部長)は5月21日、交通安全運動の一環として大詫間産海苔の配布を佐賀県警本部駐車場で実施しました。同青年部では一昨年から、佐賀県警と協力して、「よそ見しながら海苔(乗り)ません」、「携帯電話をしながら海苔(乗り)ません」等の語呂合わせのキャッチフレーズを使って安全運転を啓発するとともに海苔の美味しさをPRする街頭キャンペーンを行っています。当日は、会社帰りの車が多くなる午後5時から、海苔200袋"飲酒運転は犯罪です"、"運転する時は・・・前をよく見てのりましょう。車間距離をとってのりましょう。歩行者に気を付けてのりましょう"等と書かれたチラシを一緒に運転手に配りました。


 道路を走行中だった運転手は突然、警察官に佐賀県警本部内へ誘導されるため、「検問が行われているのか」と勘違いする人も多いようで、青年部員8名が「忙しいところすみません。安全運転でのりましょうということで海苔を配っております」と丁寧に説明して運転手に海苔とチラシを手渡すと、こわばった顔も緩み、「何事かと思った」と、笑顔で応対していました。
 車の誘導作業をしていた警察官の一人も「雨が多くなる6月の梅雨時期を前に、事故防止の啓発が出来て良かった」と、交通安全広報活動の必要性を語るなど、地元における相互協力が良い効果を生み始めています。
2010.05.06掲載

◎福岡有明、"いちご"を使った巻すし教室に参加

 
海苔生産者団体の福岡県有明海海苔共販漁連は3月20日、福岡県宗像市で開催された第2回「宗像いちご祭り」に参加し、道の駅「むなかた」で行われた企画イベント「いちごを使った絵巻すし教室」では"福岡のり"を提供、巻きすし指導をしました。JA宗像や市商工会等で組織された宗像市産業振興戦略プロジェクト主催の同祭りは、地元産いちごをPRするため市内飲食店等が協力して、いちごを使ったスイーツ販売や宿泊券、食事券等が抽選で当たるスタンプラリー等を行うもの。

 開催初日の特別イベントとして午前9時半過ぎから始まった「絵巻すし教室」には、市内から応募のあった親子16組40名が参加しました。絵巻すしの中にいちごを使うという話は聞いた事がなく、いちごを花の部分に見立てたかわいい花模様が出来上がると会場から歓声が沸いていました。


味については、いちごと酢飯の相性が合うのか想像し難かったですが、食べてみるとあっさりしていて意外に合っていました。先入観にとらわれず創作出来ると意外な所から海苔を活かす方法もあるようで、実際、スタンプラリーに協力している市内の寿司屋ではすでに
「いちご寿司」を商品化しており、地元新聞紙上やテレビで取り上げられるほど注目されています。
 また、同漁連では道の駅店舗前で福岡のりの試食PR販売も行い、多くの来場者にその美味しさを訴えていました。
2010.04.21掲載

◎福岡有明、若手海苔生産者が道の駅でPR販売

福岡県有明海地区の若手海苔生産者で組織された福岡県有明海区研究連合会(堤大輔会長)は
4月3〜4日の2日間、福岡県久留米市の「ほとめきの里 道の駅くるめ」イベント広場で、3月1日に
実施した同会主催の
「平成21年度福岡のりブランド推進品評会」に出品した製品の試食PR販売を行いました。

この活動は、消費者にブランド海苔としての
"福岡のり"を広くPRしながら、漁家自らが味の感想を聞き、海苔についての疑問等に答えるなど直に消費者と接することで今後の海苔生産に活かしていこうというもの。

 
 当日は、春の陽気が差し込む中、若手漁家が手巻きすしの"ぬいぐるみ"を着てPRに励んでいましたが、"福岡のり"の説明を受け、品評会受賞製品などを食べ比べた消費者は、福岡県知事賞など高い売価の製品から次々と購入していました。産地に近い場所でのPR活動でしたが、"福岡のり"ブランドについて知らない消費者もまだ多く、漁家自身、PR活動の必要性を強く感じていました。
2010.02.24掲載

◎地産認識高揚で学校給食に「焼き海苔」寄贈

海苔生産業界では、毎年2月6日を「海苔の日」(左側の海苔よもやまの項で海苔の日
参照)としているが、全国の産地生産団体で当日の学校給食に
「地場産海苔」を提供している団体が増えている。海苔の普及もさることながら地産を知ってもらい、地元の産業への関心を高めようという動きが広がり始めている。

 海苔業界に限らず、農業界でも同じ動きがある。身近なところで出来る産物を知ることによって「食」の大事さを知ることが出来るのだが、地元産物も輸入産物の安さに押しやられて、作物が作られなくなった雑草生い茂る田畑を見て通学する子供達にとって、「地場産物」にどのようなものがあるのかを知らない場合が多い。


 
「食育」という言葉がある。しかし、その現状を見ると、「食育」という言葉を教えることが先行して、
逆三角の図形で栄養摂取の偏りを教えることに熱心であるが、そのようなパンフレットを作る予算があったら、給食に地場産食品を多いに取り入れて、バランスのとれた給食を毎日食べさせることである。また、「食育」は子どもに対する教育以上に保護者に対する教育が最も急を要することである。
 当社の「絵巻すし」教室でも、指導の管理栄養士が子供達に聞く最初の言葉は「朝ごはん食べてきましたか」である。揃って「ハイ!」と挙手の返事をしている姿を見ると、頬が緩む。
「早寝、早起き、朝ごはん」とスローガンを暗記している子供達は多い。その実践をするのは誰だろうか。
 写真は、給食に寄贈された焼き海苔でご飯を包み頬張る児童